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世界中、誰もが認めるミステリの女王。
アガサ・クリスティは、旧姓ミラー、米人の父と英国人の母の間に1890年にイングランドのトーケーで生まれた。
父とは早くに死別、学校には行かず、母の教育を受けて育った。
少女期、声楽家を目指したが、舞台に立つには繊細すぎる神経が災いして挫折。
1914年、第一次世界大戦の最中にクリスティ大佐と最初の結婚。篤志看護婦として病院勤務、後に薬局勤務にあたるが、このときの経験が後々の執筆活動に大いに役立つことになる。戦争末期になって暇ができると、アガサは本腰を入れて長編推理小説に取り組み始める。
1920年、処女長編「スタイルズ荘の怪事件」が刊行される。それ以来半世紀もの間、独創的で魅力に溢れた作品を続々と生み出し続けるのである。論争を巻き起こした「アクロイド殺人事件」やあまりにも有名な「そして誰もいなくなった」などが代表作になるのだろうが、A・クリスティの場合、全ての作品が「代表作」と言ってもいいくらいレベルが高い傑作揃い。
プライベートでは、1928年に離婚、映画化もされた失踪事件を起した。傷心を癒すための海外旅行で14歳年下の考古学者のマローワンと出会い、再婚。前夫との間に一人娘がいる。
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