ねずみ鋳鉄品(FC)や球状黒鉛鋳鉄品(FCD)を凝固の過程で急冷すると、破面が白色のいわゆる白銑組織となるのは周知の事柄です。この材質は硬さが高くて切削が殆ど不可能であり、靱性も乏 しく、通常は避けられねばならないものです。この材質硬化の元凶はセメンタイトという鉄の炭化物です。 白銑組織は高硬度に起因する耐摩耗性をそなえておりますが、多量のクロムを添加することによりこの特性を更に高め、靱性を改善し、場合によっては切削性を改善する様にしたのが、ここであげる高クロム鋳鉄です。
ねずみ鋳鉄品(FC)や球状黒鉛鋳鉄品(FCD)を凝固の過程で急冷すると、破面が白色のいわゆる白銑組織となるのは周知の事柄です。この材質は硬さが高くて切削が殆ど不可能であり、靱性も乏 しく、通常は避けられねばならないものです。この材質硬化の元凶はセメンタイトという鉄の炭化物です。
白銑組織は高硬度に起因する耐摩耗性をそなえておりますが、多量のクロムを添加することによりこの特性を更に高め、靱性を改善し、場合によっては切削性を改善する様にしたのが、ここであげる高クロム鋳鉄です。
耐摩耗性の高クロム鋳鉄としては、27〜28%のクロムを含有するものが代表的な材質です。この場合でも、炭素含有量により機械的性質に差異を生じます。
1.5
最下段のLC25Crは耐熱性を主目的とした材質で、特にカーボン含有量を低くしております。 当社ではこの他にも、使用条件に適応した各種の低・高クロム鋳鉄を製造しております。