ガスについて

ガスは一般的には大きく分けて「都市ガス」と「LPガス」の2種類と考えていいと思います。

「都市ガス」には、昔から各地方で小さなガス会社が数多くあり、10数種類のガスの種類がありますが、大手の東京ガス、大阪ガスが販売している液化天然ガスの「13Aガス」に徐々に統一されつつあります。

「LPガス」には種類がありますが、成分が80パーセント以上のプロパンガスでできているものが主流で、俗にプロパンガスと呼ばれています。

供給方法

13Aガス

左の写真は当社の都市ガス13Aのメーターの設置場所です。都市ガスは本管が道路に走っていて、そこから引き込みます。ボンベと違い、いったん引き込んでしまえば後はメーターに応じた料金を払えばいいだけです。料金も大量に使用すれば、特別に安くなるようですが・・・。
メーターはガス会社の支給品で無料です。

LPガス

右の写真は当社のLPガスの供給装置設置場所です。50キロボンベ2本で片方ずつの供給となっていて、マイコンメーターが付いており、メーターが示す使用ガス量に応じて料金を払う仕組みになっています。一般の家庭もほぼ同じような感じだと思います。料金は家庭用と、会社でたくさん使用する場合とではかなり違うようです。メーターは使用する機器の大きさで変わり、弊社で購入しました。

2種類のガスの違いについて簡単に説明します。

ガスの圧力



ガスの圧力は、写真(A)のU字管に水を入れ、一方を大気に開放し、もう一方を送った場合に生じる水面の高さの差を数値で表したもので、最近まではmmで表して、mmH2Oで表示していましたが、現在はPa(パスカル)で表すようになりました。

ちなみに、1mmH
2Oは約9.8Paです。
LPと13Aのガス圧力ですが昔の表し方で表すと

ガスの発熱量

最高圧 標準圧 最低圧
LP 330 280 200
13A 250 200 100

と決まっていて、器具を設計するときは標準圧で設計します。
地方の都市ガス(13Aを除く)では、最高圧と標準圧の差が100mmH
2Oもあるところがあります。また、地方のガス会社によっては、供給圧力が不安定で最高圧力付近で供給しているところもあり、この場合標準圧力で設計してある器具だと消費量が大きくなってしまいますが、器具にガバナー(調圧器)を付けていますので消費量を調整できています。
しかしいろいろ問題はあるようです。

酸素と混ざって燃焼したときに発生する熱量はガスによって違います。表す単位としては、最近まではkcal(キロカロリー)が使用されていましたが、現在はkW(キロワット)になっています。基本になるガスの量は立米(リュウベイ)で、1立米は縦1m横1m高さ1mのガスの固まりという事です。

LPガスは、プロパンガスとブタンガスの2種類のガスからできているのですが、ほとんどのLPガスはプロパンガスが95パーセント以上をしめています。よって、通常LPガスの発熱量はプロパンガスの発熱量の事で、一般に1立米あたりと1kgあたりの2種類の呼ばれ方をしています。


LPガス発熱量 

  1立米あたり 24,000kcal   1kgあたり 12,000kcal

  (kW表示=1立米÷860)

  1立米あたり 約27.9kW    1kgあたり 約13.95kW

13Aガス発熱量

  1立米あたり 11,000kcal

  (kW表示=1立米÷860)

  1立米あたり 約12.8kW


ちなみになぜLPガスだけ1kgあたりがあるかという、LPのボンベが通常の50kgボンベというようにkgで呼んでいる為、ガス器具の使用量に合わせてボンベの量を計算する時などに必要となるからです。 

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ガスの使用量は?

LPガス使用の表示27.9kW(24000kcal)/hの機器は、1時間に1立米のガスを使用します。この様に、使用するガス機器の表示ガス消費量を使用ガスの1立米当たりの発熱量で割れば1時間当たりのガスの使用量(立米 m3)がわかります。

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