Column 25   20年後の会社の姿を予測せよ (2004/03/14)    
      さて、貴方は会社の何処を見て就職を決めますか?

私が今の会社に就職した訳は・・・。
私はデザイン関係の専門学校に通っていました。 それは、単純に車が好きだったので、車のデザイナー成りたいと思ったから。 今にしてみればあまりにも短絡的でした。
専門学校に行ってビックリしたことは、てっきりデザインのデの字も知らない人ばかりかと思ったら、それなりに基礎が出来ている人が多かったこと。 確かに学校では一から教えて貰えるんですが、周りが有る程度基礎が出来ている人が多いために、進むのが早いんです。 一年後、これは駄目だと思いました。 そしてこれ以上、無駄に親に授業料を払って貰うのも悪いと思い、親父に学校を辞めることを告げました。 しかし、親父は「もう少しがんばって見たら。」と言ってくれたので、さらに半年通いました。
結局、半年後に辞めてしまったのですが。 さぁーこの先どーすんべ??と思っていると、親父が「この先どーすんだ。」と言われた。 当然ですね。 そして、親父の会社で中途採用があるので、それを受けなさいって言われた。 まぁ、この時に「俺は、こうしたいんじゃー。」ってものをもっていませんでしたので、親父の提案を受けざる得ない状態でした。 正直言って親父と同じ会社に行くのは嫌だったんですけど。 別に親父の会社が嫌いだった訳ではなく、単純に親と同じ会社で働くのが嫌だっただけ。

就職人気ランクを見て思ったのだが。 現在、業績のいい会社に人気が集中しているが、それは読みが浅いと思うのだ。 現在ではなく、10、20年後成長する会社、或いは安定している会社に就職すのが、本当はいいのよ。
他界した親父が就職するころは、エリートと言われる人は造船、鉄鋼などに就職したそうな。 造船、鉄鋼はこの当時は花形でしたから。 しかし、数年後その造船、鉄鋼不況と共にバタバタと音を立てるように崩れた。 おらが就職する時には、銀行、証券会社だった。 しかし山一は潰れ、銀行は潰れないと言う神話が崩れひどいもんだ。 結局、花形の会社に就職出来なかった?私はお陰でこうしていられるわけです。 いやー、ホントなまじっか勉強が出来なくて良かったのかな。 まぁ、うちの会社も2回ほどリストラをやったから、平坦な道ではなかったが。

新しい物が生まれ、異業種が参入し勢力図が変わることもあり、有る物は淘汰され姿を消すこともある。
TVは液晶に成ることによって今までの主力家電メーカ以外のシャープがシェアを伸ばし、パソコンメーカが参入してきた。 カメラは、デジタルカメラの登場で、ソニーを始めその他の異業種からの参入。 時計は、今まで異業種が参入しづらかったが、デジタル時計が出来たことで、カシオが参入してきた。 音響は、老舗のナカミチ、サンスイ、アカイなどが、細々と生き残り或いは、姿を消していった。 永い時間の流れは、世の中を大きく変える事がある。

この先私が興味があるのは、これからの自動車である。 ハイブリットエンジン、水素エンジン、燃料電池などで、この先勢力図が変わるかもしれない。 因みにトヨタは、ハイブリット技術を日産、フォードに提供することになっている。 電気自動車が出来ればもしかして大きなモーターを造っている会社が伸び、主導権を握ることも考えられる。 そして自動車が石油を必要としない時代が来るのならば、原油国、石油会社の力が弱まる。
もうひとつ興味があるのは、ロボットである。 自動車に代わる国の大黒柱の産業として、ロボットは家庭用、産業用、軍事用と十分である。 ホンダ、ソニーそして先日トヨタが名乗りを上げた。 21世紀は、ロボットを制する者が世界を制するかもしれない。

一般的に男性は、30代後半から40代が結婚して家庭を持ち、子供の養育費等で一番お金が必要な時。 その時に会社が倒れてしまうのが、最悪のパターンだと思うのよ。 つまり、就職して20年後ぐらいに安定している会社が◎ってわけ。
まぁ、終身雇用制が崩れつつある今、あんまり関係が無いのかもしれないけど、20年後にはまた、終身雇用制が見直される時代が来るかも。 そう、時代は繰り返すものですから。

私は車を運転している時には、勿論、すぐ前の車も見ていますが、何台か前の車を見ても運転しています。 つまり、有る程度先を見て予測して今を判断するから防げる事故も有るわけです。 最も20年後が予測できたら、もっと違う処で働いていますけど。 この流れの早い時代、5年先を予測するのも不可能か? つーか、そんな事が出来たらもう大金持ちに成っていますわな。